ネジコ日記

オタクの闇鍋みてぇな日記

モバマスサービス終了。ソーシャルゲームの黎明期の終焉の話。

 

2023年3月30日、モバゲーの『アイドルマスターシンデレラガールズ』がサービス終了しました。

こちらこそ、ありがとうございました。

 

モバゲーはスマホゲーの走り、「ソーシャルゲーム」と呼ばれていたものの、まさに黎明期のゲームサイトです。

アイドルマスターはシリーズ全体を通して歴史の長いゲームシリーズで、シンデレラガールズ(以下モバマス)は、ガラケー時代から存在していたものです。

当時の風潮は「怪盗ロワ●ヤルみたいに衣装を奪い合う?ゲームのガチャに1万突っ込むなんて馬鹿げてる」と言われていた時代です。

それをガラッと変えてしまったのがモバマスだったのかもしれません。

なにせ、アイマスP(アイマスプレイヤーはプロデューサーとして「P」を名乗る風習がある)は、ゲームセンターのアーケードでアイドルマスターをやっていた猛者揃い。

ゲームセンターのアーケードゲームって結構お金かかるんですよ。FGOアーケード始めてびっくりした。

そんなもんだから、お金を払うのに抵抗がない人たちばかり。職業も医者とか自衛官とかお金持ってる人が多かったりする界隈。ガチャに1万突っ込むくらい余裕なわけです。

で、何が起こったか。

スマホゲーのガチャを回したことのある人なら、あの毒蜜のような甘美な味を知っているはず。みんな、見事にハマったよね。

ガチャシステムの発祥はメイプルストーリーとも言われていますが、多分ガチャにお金を突っ込むことに抵抗感がなくなったのはモバマスなんじゃないかと思っています。

要するにまあ、くじ引きと言うか、お金の返ってこないギャンブルみたいなもん。

 

モバマスは歴史が長いだけに、楽しいことばかりでもありませんでした。

ソーシャルゲームという名の通り、一つの社会を作り上げていたゲームだけに、ユーザー間のトラブルは絶えませんでしたし、モバマスは当初「アイドル衣装を奪い合う」という独特のシステムが有りました。それを揶揄して「羅生門オンライン」などと呼ばれたり。

ガチャでPUされているアイドル全員を揃えないと本当の目玉アイドルが手に入らないガチャシステムが問題視され、政府が規制に乗り出したこともありました。

……とまあ、10年以上の長い歴史、語りだせばキリがありませんが。

モバゲー版のアイドルマスターというビッグタイトルの終了って、ひとつの時代の終わりを感じますね。

 

私が愛しているアイドルは東郷あいちゃんです。

ゲーム始めるときにプロデューサーのタイプを選べるんですけど、クールを選んで大正解だったな。

イケメン女子アイドル、モバマス以前から菊地真ちゃんとかいましたが、あの子よりもさらに大人びたマニッシュな魅力というか。

出身は福島、趣味はサックス。とってもかっこいい。

初登場がスーツにネクタイと男装風味なんですが、女の子らしい服装ももちろん似合います。

とても素敵な女性です。一生愛してる。

彼女のお陰でTwitterでのアイマスPとの交流も盛んだったし、今でも仲良しの相互さんもいるし、北の辺境からいきなり大阪まで飛んだこともあった。

 

全部全部、大切な思い出……と言いたいところですが、別に『シンデレラガールズ』そのものが全部終わったわけじゃないんだな、これが。

アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』(リズムゲー)もよろしくな!!!!!!!!!!!!!!!

 

僕はリズムゲー死ぬほど下手くそなんですけど……。

イージーですらノートを押すタイミングズレる。ちゃんとタイミングを設定した上で。どうして。

デレステに関しては、ひたすらログボ石を貯めてガチャを回すだけの悲しきマシーンになってしまう……。だからモバマス終わってほしくなかった。

 

まあ、終わったものは仕方ないし、次のステージ行こっか、あいちゃん。

 

アイドルマスター、大好きだ。