先月の話になってしまうんですが、11月26日~27日にかけてFGOの蘭陵王オンリーイベントにサークル参加したので、その話をします。
私は北の辺境に住んでる地方民なので、なかなか東京ビッグサイトとか幕張メッセとか行けないんですよね。交通費だけで万札が飛んでいく。札幌に行くのすら難しい場所に住んでいるので、サークル参加はおろか、一般参加すら夢のまた夢って感じでした。
そんな折、新型コロナが流行ってpictSQUARE(ピクトスクエア)というオンライン即売会サービスが注目を集めるようになったんですが、そこで開催が発表された推しのイベントに思い切ってサークル参加してみることにしたのです。
前述の通り、サークル参加なんて初めてです。おまけにオンライン即売会とかいうのがどういうものなのか全くわからない。
というわけで、本番の蘭陵王オンリーの前に、ちょうど他にサークル募集してた別のFGOオンリーイベントに参加してみることにしました。
サークル参加費は500円くらい。多分イベントによって違うかもしれない。
ピクトスクエア(以下ピクスクと表記)はドット絵でイベント会場や自分の参加する際のアバター、サークル参加なら自分のスペースの内装などを自由に設定できます。ドット絵が用意できなくてもピクスクのデフォルトアバターや部屋の内装もあります。今の時代ならドット絵はフリーソフトのEDGEとかクリスタのドットペンとかでも作れるし、素体もフリーで配布してくださってる方もいらっしゃるのでお借りしてもいいかもしれない。ドット絵、やってみると楽しいのでオススメ。
オンライン即売会に参加してみてよかったことをちょっと列挙してみようかなと思います。
- 自分の顔を見せなくて済む
私みたいに自分の容姿に自信がない人にオススメ。
あと対面が怖い人にもオススメ。
実際に知らない人に囲まれて、知らない人と対面してってやっぱり今の時代怖い。
直にファンに触れ合えるっていうのも楽しみのひとつという方もいらっしゃるとは思いますが、私が人間不信なので怖さのほうが勝っちゃいますね……。
あと、ドット絵アバターを自由に作れるので、お手軽にコスプレ気分が味わえます。
自分の推しのアバターとか作っちゃおう、ぜ!
実際のイベント会場では食パンとかビールジョッキが会場内を歩いてて面白かったです。
何を言ってるのか分からない?私もあの光景、よく分かんなかった。
- ぼっちサークルでも留守にして平気
リアルの即売会だと売り子さんがいないサークル参加はなかなかスペースを留守に出来ないですよね。
もちろん売上金とか貴重品は持ち歩くでしょうけど、人から聞いた話ですが頒布物を盗まれてしまったという事案があったらしく、そんなん防ぎようがないじゃないですか。
オンライン即売会はその点、売上金とか頒布物は盗みようがないので安心感あるかなと思います。
これと関連した話になりますが、「500円玉を渡されたと思ったら500ウォンだった」みたいな話も聞きますよね。
オンライン即売会はクレジットカード払いなのでこういう金銭トラブルに巻き込まれる危険性も減るかな、と。
- 準備に必要なものが安上がり
リアルの即売会に参加しようと思ったことはあるんですが、準備するものが多すぎる。
交通費の他に、カタログ代、サークルチケット代、あとスペースを飾る&頒布物を保護するためのテーブルクロスとか、小銭入れとか小銭そのものとかエトセトラ……。
とにかく初期費用がかかるのでリアル即売会は諦めざるを得ませんでした。
オンライン即売会は、ドット絵を用意するかは任意(ピクスクの方でデフォルトのやつがある)ですし、サークルカットとお品書きを設定しておくくらいかな、最低限……。
もちろん頒布物は用意しておく前提ですが、イベントによっては既刊OK、展示のみOKもあるので、既に同人誌を出したことがある人やとりあえずイベントの空気を味わってみたい人はそういうイベントで雰囲気をつかんでおくのもいいかも。
展示物としてネットプリント(コンビニとかで印刷できるやつ)の番号を会場のみで公開してあとで印刷してね!とか、私の場合は簡単なブラウザゲーム(キャラのLive2Dモデルにタッチして反応を楽しむみたいなやつ)を作って公開してみんなに遊んでもらったりしました。そういう遊び方が出来るのもオンラインならではかな、と。
今思いつくだけでもこれくらい出てくる。
逆にオンライン即売会で残念だった点は、
即売会で出会った人たちとアフター飲み会とかしたかった……。
これに尽きる。
イベントの参加者同士で一体感が生まれるの、いい体験をした。
まあ、これはあとでTwitterのスペース機能なり、もくりとかディスコードとかの通話サービス使うなりでみんなで集まってリモート飲み会でもいいんでしょうけど。
そんな感じかな。めっちゃ楽しかったです。
他のイベントで予習できたおかげで、蘭陵王オンリーもスムーズにサークル参加できたので、一度やって慣れておくのがオススメ。
イベント参加すると創作意欲が刺激されるというのもよく聞く話で、今から来年の開催までになにか新刊作っておきたい気持ちがむくむくと。
地方民でも気軽に参加できるオンライン即売会、いいぞ!